“60年来のお得意様”って凄いですか？

こんにちは、森田裕一です。

「くすりやさ〜ん、Nです」
先日94歳の長年のお得意様・Nさんから(女性)連絡をいただきました。
父の代から私と引き継ぎ60年にわたって
おつきあいさせていただいています。

60年前というと父が商売を始めた頃のお得意様です。
そのようなお得意様がまだ何十軒もあります。
ありがたいことです。

もちろん新規のお得意様に喜んでいただくのもうれしいです。

「初めてNさんに薬をおいていただいた日のことを覚えてる？」
父にききました。

「天気がいい日だったよ。Nさんのお母さんにおいてもらったんだよ」と父

まだ商売を始めたばかりの父の薬をおいていただいたようです。

それから一年一年積み重ね60年です。

年齢もあり、主治医にもかよっていらっしゃいますが、
一人暮らしでしっかりなさっています。

毎日の食事をパックに分けて冷蔵庫にしまい、

家事もしっかりなさっています。

「この夏はおなかの調子が悪くて「赤玉はら薬」がなくなっちゃった。
ちょっと冷たいものを飲むことが多かったかも」

お薬箱を入れ替えました。

「六神丸はありますか？」
「もうそろそろなくなるから、もらっておくね」

帰り際、
「いつまで生きるんでしょうねぇ」と笑顔でおっしゃいました。
いつもこの笑顔で私の方が元気をいただきます。

引き続き、元気でお過ごしいただきたい、そう願ってやみません。

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