たった一通が、世界を動かすかもしれない。
「前にね、“ブログ書かなきゃな…”って毎日言ってた知り合いがいたんです。
その人、文章も上手で、書けばちゃんと読まれるのに、なかなか手が動かない。
でも、その人があるとき話してくれたことがあって、それがすごく心に残ってるんです。」
「最初は、“今日はネタが浮かばない”“いいこと書かなきゃって思うと、手が止まる”って言ってた。
つまりね、**“書けないんじゃなくて、書くことを怖がってた”**んですよ。
“つまらないって思われたらどうしよう”って。」
「そのうち、自分のSNSには誰かが毎日発信してるのが目に入って、
“ああ、自分もやらなきゃ…”って思いながら、また止まる。
焦ってるのに動けない自分にイライラしてたって言ってました。」
「ある日、ようやく書いてアップしたら、思ったほど反応がなくて、すごく落ち込んだらしいんです。
“頑張ったのにこれ?”って。頑張っても報われない感覚に、完全に心が折れかけたって。」
「でもある日、昔書いた記事に、1年越しで“救われました”っていうコメントが届いた。
それを見たとき、心の中で“やばい、もう止まってる場合じゃない”って。
“誰かのために、自分は動かなきゃ”って、グッと感情がこみ上げたって。」
「その日から、“今日1通、誰かのために書こう”っていうスタンスに変わったんです。
“うまくなくていい。今の自分の声を届けよう”って。
そこから彼の文章は、シンプルなのにすごく人を動かすようになったんですよ。」
「最初の“ためらい”も、“イライラ”も、“うまくいかない苦しさ”も、
全部、“誰かのために動ける自分”になるための過程だった。
だからもし今、手が止まってても、それは**前に出るための“前兆”**かもしれません。」
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【一言アンカー】
「完璧じゃなくていい、“今日の一通”が誰かを動かす。」
「書けない日も、書く力を溜めてる日。」
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