大切なのは“じっと我慢”ではなかった「マシュマロテスト」

こんにちは、森田裕一です。

「マシュマロテスト」ご存じですか?
先日NHKラジオの放送で
東京理科大の篠原菊紀先生が
この実験の話をされていました。

私は 「マシュマロテスト」のことは
聞いたことがありました。
でもこの放送で、
今回初めて聞いた興味深いことがあり
ご紹介したいと思います。

「マシュマロテスト」とは
米スタンフォード大学の保育園で
4歳児に対して行われた実験です。

「マシュマロ1個を子供の目の前のテーブルに置く
すぐ食べてもいい。
でも研究員が戻るまで食べずに20分待てば、
マシュマロが2個もらえる」というもの。

すぐに食べた子もいるし、
我慢してマシュマロを2個
手に入れた子もいるそうです。

同大学ではその子供たちの
追跡調査をしました。

このテストで長く待てた子供、
待てなかった子供は、その後どうなったか?

待てた子供は、待てなかった子供に比べて
30歳前後になったとき
・肥満指数が低い
・自尊心が強い
・目標を効果的に追求できる
・欲求不満やストレスにうまく対処できる
という結果が出たというのです。
初めてこの話を聞いたときに私は
「そうか、我慢するのが大切なんだ」と
考えたのです。

ところが、「我慢」とは違うようなのです。
目の前のマシュマロを
じっと見て我慢したのではない。
気持ちをそらす工夫が
できたかどうかのようなのです。

2個のマシュマロを獲得するのに
成功した子供たちは
歌を歌ったり、背を向ける、手で目隠しする、
視線をそらして「待てば2個もらえる」
と小声で自分にささやくなどをしたとのこと。

「うまく先延ばしにできる子供は、気をそらし、
自分が経験している葛藤とストレスを
和らげるために、ありとあらゆる工夫をした」
のだそうです。

これを、方眼ノートの型で考えてみましょう。
(事実)
マシュマロが目の前にある。
20分食べないでいるともう1個もらえる。

(解釈)
20分我慢した方が得だ。
いっぱい食べられる。


(行動)
「目の前にはマシュマロはない」
「後でおいしいマシュマロが2個もらえる」
って自分に言おう。
何も見えない・・・
何か気をそらす方法はないかな?
そうだ、歌を歌おう。

ここまで考えられたと言うことなんでしょうね。

この脳の働きを使っていたというのです。
いかに気持ちをコントロールするか。
そこが大切だったそうです。

ただ我慢するのではなく、
意識を他に向かわせる工夫をする。
それができる方が大切なんだと教えてくれました。

またこの実験では、
その能力は先天的なものではなく、
後天的、つまり後から身につけられる能力であるとも言っています。

子供の時に我慢できなかったといって、
あきらめる必要はないそうです。

なんか心強いですね。

子供や自分に対しても
我慢しなければならない状況では
他に意識を向ける方法を一緒に考えてあげる方が
大切なのですね。

※この実験についてはこちらの本で書かれています。
『マシュマロ・テスト:成功する子・しない子 』
ウォルター・ミシェル(著)
ではまた。

それでは、またお会いしましょう。

森田裕一

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徳川の時代より320年続く富山の置き薬の伝承者としてのべ8万軒の家庭の訪問を果たす。日本人第1号となるNLPメタマスタープラクティショナー。NLPトレーナーとして、数多くの受講生を輩出。またギタリストとしての
経験から音楽活動を活かした、リズミカルで楽しい、どんな人でも親しみやすいトレーニングには定評がある。米国NLP協会認定トレーナー。認定方眼ノートマスターナビゲーター(トレーナー)
主なお客様:HONDA、トヨタ、第一生命、大成建設、
サンウェーブ、西友、国際新堀芸術学院 ほか 
 

◆著書◆

経済界 『富の山の人〜仕事の哲学』

◆メディア取材◆
J:comテレビ「つながるGOGO!」
雑誌:致知、事業構造 ほか